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RAオデッセイの魅力

オデッセイの歴史

RA6~9オデッセイ(平成11年~15年)徹底詳解

ユーティリティー&インテリア

インストルメントパネル 

グレードMタイプ
グレードAbsolute
グレードPrestige

シート

グレードMタイプ
グレードAbsolute
グレードPrestige

シートアレンジ Seat Arrange

 

その他の装備 

 

タイプ別の特徴

グレードMタイプ
グレードAbsolute
グレードPrestige

 

オデッセイの歴史

1994年の誕生より日本のミニバンをリードしてきましたオデッセイ。
改新的な低床パッケージながら高い居住性とスポーティな走りを両立させています。ホンダが提唱しました゛クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)゛の第1弾として1994年に誕生した初代オデッセイ(RA1~5)。多人数で乗れる3列シートで楽しく移動できるクルマとして、日本にミニバンというスタイルを定着させたエポックメイキング車であります。2代目オデッセイ(RA6~9)では、さらなる上質感を高めつつ安心&高性能を追求。2003年に誕生したRB1/2オデッセイは、ミニバンの常識を覆す「低床パッケージ」を実現。セダン並みの車高に従来以上の室内の広さ、そしてスポーティな走りを高次元で融合させた革新的なモデルとして登場しました。そんなRB1/2オデッセイをつくりあげた「低床・低重心・低全高」パッケージを最大限に生かしながら、さらに乗る人みんなの「走る心地よさ」にいっそう磨きをかけたのがRB3/4オデッセイなのです。 オデッセイは、今も進化をしつづけています。

当店では、年間100台以上のドレスアップしたオデッセイを販売させていただいておりますがVTEC、VTEC-E、i-VTECといった高い技術力を示しているホンダ車ですのでエンジン、ミッションの機関トラブルが極めて少ない上、燃費も実測で1ℓ/8km前後と、このサイズにしては納得の走行性能です。室内は家族や仲間、大切な人と過ごすひとときをもっと豊かにするために自由を広げる、爽快空間設計。視界の良さを追求した運転席、多彩なシートアレンジ、賢く使いこなせるラゲッジルーム、卓越したテクノロジーが生んだ快適性能はドライビングのひとときに大きな歓びを招きます。

初代オデッセイ(RA15) 時期:199410月~199912
2代目オデッセイ(RA69)時期:199912月~200310
3代目オデッセイ(RB12)時期:200310月~200810

 

 

2代目 RAオデッセイ(平成11年~15年)徹底詳解

ユーティリティー&インテリア

 

Mタイプのインストルメントパネル
2.3ℓの標準グレードであるMは、本革巻きステアリング、木目調シフトノブはオプション設定となっています。センターパネルと助手席側パネルは、全モデルとも木目調となっています。デュアルフルオートエアコンディショナーが全グレードに標準装備となって充実しています。

 

Absoluteのインストルメントパネル
アブソルートの室内は、全体にヨーロピアン指向のテイストが漂います。シート、トリムなど内装色はブラック。センターパネル、ドアパネル、シフトノブなども、やはり専用の黒木目調で統一されています。運転席のみ8ウェイパワーシートを採用されています。また、新デザインの立体む自発光メーターも装備されています。

 

Prestigeのインストルメントパネル
ゴージャスをキーワードとするプレステージ後期型は、VG、VZともに立体自発光メーターが標準装備になっています。またVZには本革&木目調コンビステアリングに木目調シフトノブも備わっています。

 

シート

Mタイプのシート
M、MQ、Lのシート地はジャカードモケットです。内装色はベージュを基本にボディカラーによってはグレーも選択できていました。Sだけは、シート地はソフトウィーブで内装色はベージュのみの設定です。

 

Absoluteのシート
アブソルートのインテリアは、すべてブラックで統一されているのが大半です。シートやトリムの色も、当然ブラック。シート地は、ジャカードモケットが標準で、オプションでブラック本革があります。

 

Prestigeのシート
プレステージのシート地はVG、VZともジャカードモケットが標準です。内装色はクオーツグレーとベージュが用意され、ボディカラー問わず任意で選ぶことが可能となっています。

 

シートアレンジ

シートアレンジ
2列目シートのヘッドレストを外してバックレストを完全倒し、3列目のバックレストをリクライニングさせれば、室内はフルフラットに。 3列目シートはヘッドレストを外すことなく、スッキリと床に収納可能。操作は実に簡単で、かつ使いやすいのです。この状態で使っている方が多いようです。さらに、2列目シートを折りたためば、広大なラゲッジスペースが生まれます。尚、この2列目は左右分割にして折りたたむこともできるなど多彩な使い方に対応しています。
7人乗り/6人乗りの状態でも、ラゲッジルームはまずまずの容量を確保。スペアタイヤを床下収納としたことで、スペース効率が高まりました。 RAオデッセイは、6人乗りキャプテンシートと7人乗りベンチシートが設定されています。この3列目シートは、ヘッドレストを外さずに床下に折りたたむことが可能。それでいて、掛け心地も従来より向上しています。

 

その他の装備

その他の装備
両サイドのリアドアには、小さめではありますが、ペットボトルにも対応するドリンクホルダーが用意されています。 3列目にもドリンクホルダーを装備。シート自体の座り心地も随分と良くなっており、総じてアメニティ性能は大幅に高まっています。

 

タイプ別特徴

オデッセイMタイプ

直4エンジン+FF、洗練度をさらに高めたスタンダードモデルです。走りも使い勝手も磨き抜かれたこれぞオデッセイの基本形。
オデッセイの販売の主力であり、その基本性能をもっともストレートに体現しているモデルが、直列4気筒ユニットをム搭載いる2.3ℓモデルです。このRA6モデルの移行にあたって、アメリカ向けのオデッセイがラグレイトとして独立したため、ボディサイズはほぼ先代を踏襲しました。スタイリングや内容も基本的にはキープコンセプトでありますが、その中身は、全て一新されておりオデッセイらしさを、より引き延ばすものとして仕上げられています。そのオデッセイらしさとは、要するに乗用車に極めて近いフィーリングです。定評の走りっぷりは、新たに「安心高性能」というキャッチフレーズのもと、高いボディ剛性の確保、サスペンションやブレーキのフィーリング面にまで配慮した徹底的な改良、そして北海道、鷹栖のテストコースに於ける入念な走り込みを通じて磨き上げられ、ミニバンのブレイクスルーとなった初代を上回る、操って愉しく、そして速度域を問わず絶大な信頼感を抱けるシャーシ性能を実現しています。そうした走りの醍醐味をフルに味わえるように、従来のコラムシフトに代えてインパネシフトを採用したのもニュースで、ウォークスルーの利便性を確保しつつ、運転の歓びをさらに高めてみせました。もちろん、ミニバンならではの使い勝手もアップグレードしています。特にベッドレストを外すことなく床下への収納可能となった3列目シートは、スペアタイヤが床下に移されたこととあわせて、ラゲッジの使い勝手を飛躍的に向上させています。

モデルバリエーションは、S、M、MQ、Lの計4タイプです。いずれもFFと4WD、6人乗りと7人乗りの設定です。Sタイプは、オデッセイの基本性能を凝縮したベーシックグレード。Mタイプは、装備を充実させたスタンダード仕様、MQタイプは、Mタイプをベースに本革巻きステアリングや木目調シフトノブ、角度調整式アームレストなどの豪華装備をプラスしたもので、頂点となるLタイプは、よりラグジュアリー性を指向したモデルです。言うまでもなく、いずれも自慢のダイナミック性能は同等なのです。
パワーユニット

オデッセイの主力パワーユニットは、先代から引き続き搭載される直列4気筒の2.3ℓのF23A型であります。そのボア×ストロークは、86.0mm×97.0mmというロングストローク型で、排気量は2253㏄。SOHC4バルブヘッドにはホンダ自慢の可変バルブタイミング&リフト機構、VTECが組み込まれています。
RA6モデルの搭載に当たっては、VTECの可変タイミングの最適化なとどによって、低中速域でのトルクを向上させ、全域でのフラットな加速を実現したほか、圧縮比アップ、ウインドーポール付ヘッドポートやスワールピストンを採用、ポンピングロスを軽減する大流量EGRの採用といった改良が施され、燃焼効率を大幅に向上させているようです。こうしたスペックは最高出力150ps/5800rpm、最大トルク21.0kgm/4800rpmを達成。従来と最高出力こそ不変だが、最大トルクは0.2kgm向上した。その一方で、低燃費と排出ガス中の有害物質の大幅な低減をも実現しておりCO、HC、NOxの数値はいずれも平成12年度規制値を50%以上下回る、いわゆるLEVとなっています。10.15モード燃費も11.0km/ℓを実現。まさにパワー、燃費、クリーン性を求められるすべての要素を、高次元で満たすエンジンに仕上げられているのです。これに組み合わせられるトランスミッションは、マニュアル可変とするシーケンシャルゲートを備えた、Sマチック搭載インパネシフトのダイレクト制御4速オートマチックのみ。燃費向上に寄与するアクティブロックアップや、下り坂で適切なエンジンブレーキ効果を得られるプロスマテックも搭載されており、坂道の上り下りにおいても、違和感のない走りと高い燃費性能を得ることができます。

オデッセイの類い稀な走りっぷりは、ベーシックな存在ながら、侮れない実力を秘めたこの4気筒ユニットでも、余すことなく味わえるのです。

 

ロードインプレッション

2.3ℓ直列4気筒エンジンを積む「素のオデッセイ」は、トータルバランスの高さが光るモデルなのです。思いきり走りに振ったアブソルート、快適性に重きを置いたプレステージに対して、まさに中庸というべき仕上がりを見せています。この中庸と平凡とはまったく別です。この場合は、あらゆる要素が、すべからく高い次元で満たされていることを指しています。このオデッセイの走りっぷりは実にナチュラルです。ステアリングを切り込んでいくと、いやなロール感なしに向きはスッと変わりますし、加減速時にも4輪がしっかり接地している感じが伝わってきます。まるでセダンと変わらない、否、並のセダンを凌駕するハンドリングは、今もミニバンの中では一線級の実力と言えます。特に4気筒モデルはノーズが軽く、実に懐の深い操縦性を満喫できるのです。多少不満なのは、荒れた路面で、ややボディ全体があおられ気味になるところ。速度域が高まるとフラットさが増すことを考えると、そもそも高速域を重視したセッティングなのだと思います。エンジンを回していった時のサウンドに、ホンダエンジンらしい色気や艶が乏しいのも残念なところです。

それにしても、オデッセイに乗りますと、つい知らず知らずのうちに、普通のセダンと同じ評価軸でハンドリングを見てしまいます。つまり、運動性能は「ミニバンにしては」というエクスキューズなしに評価できるものに仕上がっているということです。

 

オデッセイ アブソルート

オデッセイの走りの資質を極限まで磨き込んだミニバンの異端児こと「アブソルート」。目指したのは質の高い走りとシックな内外装です。2001年秋のマイナーチェンジとともに登場したオデッセイの新しい個性。そのコンセプトは「大人のエレガンス&ダイナミクス」。しなやかでしっかりとした乗り味と低重心フォルムでスポーティ・ミニバンの新しい価値を提案してくれる1台です。その1番のセールスポイントは、卓越した運動性です。もともとオデッセイ自体、BMW5シリーズをベンチマークにしたと標榜する走りの質の高さを誇っていますが、アブソルートでは、それをさらに磨き込んで、ドライバーズカーとしての資質を高めています。ただし、そこで目指したのはホンダの走りの象徴とも言える「タイプR」のような方向性ではない。ヨーロッパ製のグランツーリスモのような、奥深い大人っぽい走り味の獲得です。そんなアブソルートのキャラクターをより明確にするために、内外装の意匠も変更されています。まずエクステリアでは、専用デザインのフロントグリルや前後バンパー、フロントスカートといったエアロパーツをはじめ、スモークタイプのサブリフレクター

を用いたディスチャージヘッドライトとリア・コンビルーションランプ、さらにはフォグランプやダーククロームメッキのドアハンドルといったアイテムで精悍なムードを演出しています。さらに、ミラノレッド、レイモーブ・パールの2色の専用ボディカラーを設定しています。インテリアも、トリムやシートの色味をブラックで統一した上、黒木目調センターパネル/ドアパネル/シフトノブや、新デザインとなった立体自発光メーターなどを設定。運転席8ウェイパワーシートも標準。既存のラインアップのヒエラルキーにとらわれることなく、アブソルートはあくまでアブソルートの個性で、エンジンは直列4気筒2.3ℓとV型6気筒3.0ℓのいずれも搭載され、駆動方式もFF/4WDの双方を選ぶことができます。マニアックなモデルですが、オデッセイで奥深い走りの魅力を知った人には堪えられない、そしていかにもホンダらしさが凝縮された1台です。

 

エスクステリア
リアまわりでは、バンパーが専用デザインとされ、コンビネーションランプにはスモークタイプのサブリフレクターが使われています。

スモークタイプのサブリフレクターを用いたディスチャージヘッドライトと

ダーククロームメッキのドアハンドル。ドアミラーの形状も変更されて風切り音の低減に大いに貢献しています。

オデッセイ、オデッセイ・プレステージと異なって、このアブソルートはV型6気筒と直列4気筒のふたつのエンジンから選べるのです。

アルミホイールは、剛性確保に配慮した専用の17インチタイプです。タイヤは、乗り心地を考えて敢えて偏平率の高い215/55R17サイズを標準にしています。

 

ロードインプレッション
このアブソルートは、正直なところ乗り心地に関してはあまりいい点数ではないようです。高速道路での走行中、とにかく終始跳ねて、とても快適とは言えなかったようです。前席でも、ガツンと直接的なショックが伝わることはないものの、細かい段差もコツコツ拾っては揺すぶられます。走りの目標としたヨーロッパ、特にドイツ製サルーンと確かに似たような印象ではありますが、おくまでファミリーカーと考えますと、ここまでスポーティなのもどうか判断が難しいところです。アブソルートはあくまでスポーティ志向のクルマなのです。やはりワインディングに足を踏み入れた時、そのステアリングを握っていますと、これがミニバンであることを忘れるほど、とにかくリニアで引き締まっているから、思い通りのステップを踏むことができます。そんな走り味をもたらしてくれるのは、まずはビシッと正確なステアリングフィールです。間に余計なものが挟まることなく、ステアリングホイールとタイヤが直結しているかのような手応えです。これこそがクルマと自分の意思を漏らさず伝え合うのに、とても大きな役割を果たしています。切れば切った分だけ、自然ロールを伴いながら、素直に向きを変えていきます。そして、それ以上に効果が大きいのが、固められた各ブッシュ類、特にエンジンマウントです。アブソルートに乗りますと、実は他のモデルはずいぶんエンジンが動いているんだなと解るほど、タイトな感触が強まっています。それはコーナリングではもちろん、アクセルを踏み込んだだけで誰でも理解できるはずです。右足の動きに対して、ゴムのたわみで1拍遅れることなく、エンジンが即、反応してくれますので、自分の意をクルマに伝えやすいのです。アブソルートの真骨頂は、まさにこうしたところにあります。速さではなく気持ち良さ。思い通りに走れるということは、すなわち運転していて疲れないということでもあります。そんな走りこそを何よりの歓びと感じられる人には、ぜひとも勧めたいモデルです。

 

オデッセイ プレステージ VG

贅を極めたその内容がユーザーのハートをくすぐりる「プレステージ」

オデッセイのV6モデルは、その名が表す「名声」「社会的地位の高い」「一流の」といった意味合いの通り、オデッセイの中で、ひと際ハイグレードかつゴージャスな内容を持つモデルです。その特徴は、もちろんボンネットの下に収まる3.0ℓV型6気筒ユニットです。最高出力210ps/5800rpm、最大トルク27.5kgm/5000rpmという圧倒的なパワー&トルクは、快適かつ余裕に満ち満ちた走りを実現。トランスミッションにも専用の5速ATがおごられ、その特性を余すことなく引き出しています。またRA6モデルから、このV6でもリアルタイム4WDの選択が可能となっています。V6プレステージの魅力は、当然そんな動力性能だには留まりません。例えばインテリアは、木目がふんだんにあしらわれた運転席まわりは、立体自発光メーターや、最上級のVZに用意された本革&木目調コンビステアリングの採用によって、雰囲気をより一層たかめています。またシートはジャカードモケット織りで、オプションで本革内装を選ぶことが可能となっています。さらにVZには、エスプレッソインテリアと呼ばれる、落ち着いたブラウン系でコーディネートしたインテリアも用意されています。エクステリアの仕立ても上等で、大型のフロントグリル、ボンネットフード、バンパーはいずれも専用に設けられたものです。これらの変更で全長は65mm、全幅は5mmそれぞれ拡大されています。そのフロントバンパーにはフォグランプがビルトインされ、ボディサイドには、同色のプロテクターも装備されています。バンパーモールなどにはクロームメッキがふんだんにあしらわれ、ここにも高級感を演出しています。VZのアルミホイールは、わざわざ専用デザインにするほど、こだわりが見えます。モデルバリエーションは、最高級のVZ、そしてVGの2本立て。いずれもフル装備といっていい内容ですが、VZにはさらに、リアカメラ付きDVDナビシステム、BOSEサウンドシステム、運転席8ウェイ電動パワーシート、アルミホイールなどが標準となります。至高のラグジュアリーとオデッセイらしい走りへのこだわり。それを両立させたのが、このプレステージなのです。

 

パワーユニット
初代オデッセイのモデルライフ途中に追加されたV6ユニットは、より余裕に満ちた走りを実現しています。J30A型と呼ばれるこのエンジンは、86.0mm×86.0mmのボア×ストロークから2997ccの排気量を導き出し、現行モデルは最高出力210ps/5800rpm、最大トルク27.5kgm/5000rpmをそれぞれ獲得しています。低中速域での柔軟なトルク特性と、高回転域での活発さを両立させるため、SOHC4バルブのヘッドには可変バルブタイミング&リフト機構のVTECし、電動切換え式の共鳴付高慣性過給インテークマニフォールドが組み込まれています。また、バルブ径の拡大やノックコントロールの採用で高圧縮比化を実現。さらに電動EGRバルブなどの効果で、ハイパワーと優れた燃費性能を実現しました。10.15モード燃費は、カタログ数値で9.2km/ℓとなっています。セールスポイントであります静粛性も、さらに磨きがかけられました。エンジン本体の改良はもちろん、防音材付インテークマニフォールドカバーや低騒音ACジェネレーター、ベルト張力を安定させる油圧式タイミングベルトオートテンショナーの採用によってトータルで振動と騒音の抑制が図られています。V6モデルのトランスミッションは、新開発の5速オートマチックとなりました。ギアレシオ、シフトスケジュールの最適化やきめ細かなクラッチ制御によって、スムーズなシフトと爽快な走りを実現する一方、燃費の飛躍的な向上をもたなすアクティブ・ロックアップⅡや、滑りやすい路面で重宝するスノーモードシステムを新たに搭載して、実用性能を大幅に高めています。もちろん4気筒モデル同様、Sマチック搭載のインパネシフトを採用。操る歓びへの配慮も欠かしていません。余裕の高性能と、さらに上をいく快適性。それがV6ユニットの何よりのアドバンテージなのです。

 

ロードインプレッション
豪華だが華美には過ぎない、雰囲気の良いインテリアを持つプレステージのV6ユニットは、さすがに2.3ℓには無い洗練ぶりを感じさせてくれます。美点はいくつもありますが、特に際立っているのがナチュラルらアクセルレスポンスです。右足の動きひとつで、ちょうどほしいだけのトルクを取り出せるから、まさに意のままに走らせることができるのです。これには、適切なステップ比の5速ATもひと役買っています。また、高回転まで回した時の快音も嬉しいポイントで総じて「エンジンのホンダ」というイメージを裏切らない、爽快なパワートレインに仕上がっています。では直列4気筒モデルと比べてどうかといえば、やはりアンダーステア傾向は強めのようです。ちょっと飛ばす程度までなら、回頭性はごくスムーズだが、たとえばコーナリングのアプローチがオーバースピード気味で、そこから先の領域に踏み込んでしまうと、アンダーステアは思ったより大きめにでます。制御しきれないような過大なものではありませんが、一体感という意味では、やはり鼻の軽い4気筒には叶わない感じのようです。その一方で、こうしたシャシー設定は、ロングドライブを確実に快適なものにしてくれます。ソフトな乗り心地と高い直進安定性のおかげで、リラックスしてハイペースを維持できるのです。